多裂筋は関節包にも一部付着しているので、以前お話しした椎間関節由来の運動を行う上で非常に重要な運動になるものですが、腰椎の椎間関節は可動性が余りなく、随意的に運動させることが難しい筋肉なので、指導に難渋することがしばしばある筋肉です。

簡単に運動できる方法は椅子を使った運動療法になります!

私も小学生自分によくやったやり方ですが、転倒に気を付ければ以下のやり方は非常に骨盤から腰椎の運動を意識させやすい運動になり、多裂筋の収縮を誘導しやすい運動になります。また椅子作業により長時間座る方などは、キャスターじゃないイスであればこういった運動をデスクワークの最中にしてもらえるといいアクティブストレッチになります。

転ぶ場合があるのでやる場合は本当に注意をして実施してください。

腰痛に悩む方レッツトライ!(当職員の森田さんにやってもらいました。)

➀椅子の前側に座って腰骨(骨盤)のあたりに手を置く。

➁体が前傾しないように注意して、姿勢が崩れないように椅子の後ろの足が上がるように動かしましょう!

(転倒に注意)無理に体重を前側にやり過ぎても意味がないので注意してやってみてください!

ポイントは胸を張りつつおへそを前に突き出すように行い、腰の筋肉を指で確認しながら、筋肉を使っているか確認(固くなる)して実施してみましょう!

以下の症状が出た場合注意!!

運動の際にもし下肢のしびれや腰部の疼痛が強くなるようでしたら実施を控えるようにしてください!

ご質問などがございましたらご連絡ください!