腰痛に関連したブログになりつつあるような気がします。笑

それだけほぼ腰痛に悩まされている方が多く、現代の職業病という印象なのです。

話は戻りますが腰痛に関して解剖学的でもなんでもなく、東洋医学でのこの腰痛点(腰腿点)を使ったパイオネックスでの腰部治療のRCTがあり効果的であるとの面白い論文がありましたので、参考に場所とパイオネックス鍼のご説明をさせていただきます

脊髄性腰痛に対する臨床効果を観察する内容

対象者:空軍乗組員の脊椎腰痛に対する臨床効果を観察介入後の治療効果の関連要因を分析すること。

介入方法:EX-UE7→腰痛点(腰腿点)CB3→腰陽関(下図参照:経絡経穴概論)にパイオネックスの鍼を装着し、パイオネックス(画鋲鍼⇒パイオネックス鍼?)のツボを1回1分、1日3~4回押したりこねたりした。3日間の施術を1コースとした。日間の間隔で3回の治療を行い、合計3回の治療を行った。

ちなみにパイオネックス鍼は一般の方でも購入可能です。(Amazonなどで)

 

結果:治療前と比較して、治療後の各群の患者において、McGillスコアとODIスコア(両方ともに腰痛のスコア)は減少し(P<0.05)、AEMGとMPFは増加した(P<0.05)。治療後、パイオネックス群と複合治療群のMcGillスコア・ODIスコアは外用治療群よりも低く(P<0.05)、外用治療群よりも高かった(P<0.05)

この腰痛点や腰要関のパイオネックス療法は、空軍乗組員の脊椎性腰痛に対して有意な効果があり、安全性も高いとのことであった。

非常に残念なのが、単独での腰痛点での論文ではなかったことですかね。(手の方だけで本当に良くなるかの臨床研究がみてみたいです。)

他に皆様に有効な経穴があるようでしたら、少しづつ記載できればと思っております!