こんにちはお久しぶりです!久しぶりにブログを書きます!

パーキンソン病の自律神経障害の一つである睡眠障害についてはあまり論文見つからないのですが、以前にもお話ししたように睡眠は一日の生活の中で1/6-/1/3を占め、脳の滋養に欠かさず重要な役割になるので非常に大事なものでありますね。

そもそもパーキンソン病に関しての論文の知見が少ないのですが、その中でも以下の論文の概要がありました。要約すると以下になります。

パーキンソン病の睡眠障害の補助療法としての鍼治療

連邦大学の臨床病院にてパーキンソンプログラムを支援している特発性パーキンソン病(Hoehn-Yahr 1〜3)と診断された22人の患者の睡眠障害に対する鍼治療の効果を評価した。

すべての参加者は、8週間の前後にパーキンソン病睡眠尺度によって評価。

実験グループは、30分の期間を持つ8つのセクション(週に1回)に提出されました。対照群には介入がなかった。

介入は、鍼治療ポイントLR3(太衝)、SP6(三陰交)、LI4(合谷)、TE5(太渓)、HT7(神門)、PC6(内関)、LI11(少商)、GB20(百会)を使用して実行されました。

ペア分析はウィルコクソン検定によって得られ、独立分析はマンホイットニー検定に従って行われました。この研究は、パーキンソン病患者の睡眠障害に対する鍼治療の潜在的な治療上の利点を示しました。

サンプル数が少ないため、少しづつ論文からパーキンソン病の睡眠障害についての知見が増えると良いかなと思います。
さてここで出てくる「合谷」穴についてお話していきたいと思います。
内関は大腸経の経穴になります。

基本的に合谷の治効は 疼痛関連、顔面神経麻痺、首肩凝りや風邪、生理痛、精神安定などに使う経穴になりますが、上記の鍼治療ポイントと照らし合わせてみると最終的に「心」に影響する経絡が多く、他の経穴とセットで治療することで効果があるような経穴のポイントであります。

さて合谷ですが、以下の点がツボのラインになります。

親指と人差し指の間つけねから手の甲に向かって骨のぶつかるところまで指を滑らせてください。

くぼみがあるところで刺激しましょう!痛みがある方はあまり強く押しすぎないように気を付けてください。何事もほどほどです!

 

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