皆さん、フレイルという言葉をご存知ですか?
【フレイルとは、、、】
「Frailty(フレイルティ)」が語源であり、日本語に訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」を意味します。
健康な状態から要介護状態(日常生活でサポートが必要な状態)との間の状態として提唱されている概念です。
多くの高齢者は健康な状態から、筋力が衰える「サルコペニア」という状態を経て、さらに生活機能が全般に衰える「フレイル」となり、要介護状態に至ると考えられています。
【健康長寿に大切な3本の柱】
・栄養(食事・口腔機能)
・運動
・社会参加
いつまでも健康で元気よく過ごしていくためには、この3つの柱が大切だと言われています。
また3つの柱をうまくリンクさせ、生活サイクルに組み入れていくことが重要です。
【フレイルサイクル(悪循環)】
身体が弱まってしまうきっかけには、様々なことがあります。
例えば、、、
外出自粛により以前より出掛ける習慣が少なくなった。
その結果、運動不足となり体力が落ちてしまう。
それだけでなく、出掛けること自体も億劫になってしまう。
などなど…
実際に脳梗塞・脳出血・骨折などの後遺症で、
”運動機能の低下”をきっかけに
3つの柱がうまくリンクできなくなってしまうことがあります。
”栄養”でいえば、
・食欲が落ちて、痩せてしまった
・お腹が空かず、ご飯が美味しく感じなくなった
・お出掛けをして美味しいものを食べたい
・家族のために料理をつくりたい
など
”社会参加”でいえば
・屋外をひとりで歩くのが怖い
・買い物に行けない
・ひとりで電車やバスに乗れない
・職場復帰したいけど、復職に必要な身体の動きができない
など
こういったお悩みは、フレイルに直結する要因ともなり得ます。
そして、これらは実際に利用者様から聞いた声でもあります。
うぃずでは、利用者様のお悩みを運動(リハビリテーション)を通して、解決していくことを目指しています。
運動機能の改善
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運動量の増加と社会参加
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食事摂取量の増加
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運動量の増加と社会参加
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栄養状態の改善
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サルコペニアやフレイルの予防
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筋力向上
↓
運動機能の改善
そのために、本当に叶えたい目標を利用者様と共有し、
ひとりひとりに合わせたリハビリプログラムを作成しています。
”今よりもっと素敵な人生を送るために”全力でサポートさせていただいています。
【おわりに】
梅雨明けし、夏が始まりました。
熱中症や夏バテには注意しつつ、素敵な夏をお過ごし下さい。