皆様こんにちは!大分涼しくなってきた今日この頃です!
本日は麻痺側、非麻痺側ともに影響のある筋肉合成に必要なビタミンDについて説明したいと思います。
まずこちらの参考文献からサルコペニアの予防に関してです。
中年から晩年まで筋力を維持するための栄養戦略
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31883664/
ビタミン D の状態は、β-ヒドロキシ-β-メチルブチレート、アルギニン、およびリジンの組み合わせで補われた高齢者の筋力増加に影響を与える
Vitamin D status affects strength gains in older adults supplemented with a combination of β-hydroxy-β-methylbutyrate, arginine, and lysine: a cohort study JPEN J Parenter Enteral Nutr. 2011 Nov;35(6):757-62. doi: 10.1177/0148607111413903. Epub 2011 Aug 1.
下の論文に関してはすべてのサプリメントを取るにあたってビタミンDがそもそもないと筋肉の合成には良い影響をもたらさないという論文です。
脳卒中後の非麻痺側の筋力維持・向上にてビタミンDが筋力向上に必要という部分もあるため、非常に参考にしてほしい文献であります。
非麻痺側の筋力や活動量が低下すると直接的にADLの機能に影響することが多い為、こういった部分を認識しながら過ごすことが重要ですね。
さて本日の本題であるビタミンDを経口摂取以外に行えることをご存知でしょうか?
栄養~吸収できるビタミンDではありますが、実は日光浴からもビタミンDは産生できます。
出来れば中医学の話も交えるといろいろとでてきますが、、、。長くなるので割愛します!
よくお年寄りの方やコロナ禍で家に閉じこもっている方々は多いかと思います。
閉じこもり自体基本的に様々なリスク要因を呼び起こすきっかけになるのですが、運動せずともまず日の光を浴びることが非常に重要ですので、とりあえず季節柄、雨ではない限り外に出てみましょう!
日光浴は季節や場所、時間帯で必要な時間も変化しますすがWHO・国立環境研究所のホームぺージにもおおよその時間帯の記載もありますので参考にしてみてください。
ちなみに夏なら30分ほど冬場なら1時間ほどとなりますが、熱中症や風邪をひかないことが前提ですので、暑くないところ、寒くないところでガラス越しが望ましいですね!
陽気がいい日はぜひ気にして過ごしてみてください!