本日は東洋医学の弁証論の一つである尿について

基本的に尿色の濃さ、出方、時間帯、回数、一回量を聞くことがありますが、今日は尿についてですが、大体尿については体内での熱に関連した内容になります。

実熱証

頻尿

排尿痛(こちらに関しては病院に泌尿器科などに一度受診してからが好ましい→膀胱炎や尿道炎、尿路結石症、前立腺炎などもあるため)

色がやや薄い

また尿からにおいがある。

虚熱証
色が濃い
少尿
一日の尿回数が極端に少ない(一日の水分量が少ないものも含めて)

実熱、虚熱のどちらについても特徴的な尿の色や出方などがあります。

ほとんどの鍼灸師さんが東洋医学の弁証論において、かなり重要視される飲食、睡眠、二便のうち

便色と尿の状態は体の内証を判別するには非常に重要な要素になりますので、こちらについてはかなりの頻度でお話を聞くことがございます。

実熱タイプの方は普段からイライラしていたり、飲酒が多かったりなどの生活習慣がやや不規則で、小太り飲食の内容(バランス、時間帯、摂取回数)が不良な方が多い印象です。

体型イメージは以下のような画像の方が多いです

太った男性のイラスト(肥満) | かわいいフリー素材集 いらすとや

虚熱タイプの方は元気がなく、やせせていて顔色が悪い、食事量が極端に少ない、すぐ寝たくなるなどのやや元気のない印象の方が多いです。

イメージ画像は以下の通りになります。

 

 

 

尿の色や回数などはすべてを統合して判断するものではありますが、特に疾患がない方であればセルフコントロールの一つとしてご自身の体調を把握されるにいいのかなと思います。

また、こういった生活習慣の見直しに関しては尿や便の状態を私も含めてしていき、脳梗塞や生活習慣病の予防医学に努めてまいりたいと思います!