本日は舌診の続きになります。よろしくおねがいします!

本日の舌形態はコロナでお酒を飲み、油濃い食事をとる機会が多く、運動をしないことで水分代謝が停滞し、不調を起こりやすくなる「痰湿」状態を本日お話ししたいと思います。

主に痰湿は上記に記載したように水分代謝が停滞することで粘調(ねばねばした感じ)なものを「痰」といい、さらに汚れたような整理物質を「痰濁」と言います。

痰濁してくると体の中で熱となることが多くなり、「湿熱」「痰熱」となり、体のいろいろな部分に以下の反応が散見されるようになる場合が多いです。

湿熱・痰熱一般的な病態

太り気味(むくみによる部分もあり)

汗をかきやすい

顔色が紅い

暑がり

のどが渇きやすくいが大量に飲めない

においの強い便が出る

ひどい場合になると

排尿痛

頻尿や排尿困難

イライラする

などの症状がみられるようになります。

正常の舌はこんな感じです

基本的に湿が多い病態の舌の外側には歯痕(歯の跡)がみられます。以下図解参照です

左の画像が痰熱がある舌右の画像が痰湿が溜まっている舌になります。

 

左の舌はやや黄ばんだ下の色であるのはわかるかと思いますが、黄ばんだり、黒くなったりしている舌の色の場合は体の中で湿が熱化している病態になります。

右の図はやや黄色がかっているので熱化し始めの状態です。

注意!コーヒー・タバコなど飲んだ、吸った直後は舌が黄色くなるので勘違いしないようにしてくださいね。

普段の生活習慣と比較して舌の状態を観察するのも参考になることが多いので、舌を診てはいかがでしょうか?

もし、お酒や食べ過ぎで舌の状態が上記の状態であるようでしたら、お酒や油の強い食べ物を少し控えて、水分代謝を多くするように少しづづ散歩したり運動をするようにしていきましょう!

次回も舌診についてをブログであげて参ります。