皆様こんにちは、引き続きサルコペニア・フレイルに関する記事でございます。

最近医学的にお話しがよく聞かれるようになったであろうプロテインとは何ぞや?違法薬物か?

ということをお耳にしますが、いたって普通にタンパク質を横文字にしただけでございます。

こちらのブログでも上げたかもしれませんが、PFCバランスを意識して食事を摂取することが重要です。PFCバランスのおさらいとして、今一度確認していきましょう

タンパク質(Protein)

炭水化物(Carbohydrate)

脂質(Fat)

上記の各頭文字をとってPFCと言います。

Pはタンパク質のプロテインのことを指します。

プロテインの論文は沢山ありますが、サルコペニア、フレイル予防としてpubmedに以下の論文があります。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26864356/

 

上記の論文を要約するとホエイプロテイン・アミノ酸・ビタミンDの補給は機能性・生活の質を高め、サルコペニアの高齢者の症状を軽減するという論文です。

ビタミンの働きとしてタンパク質合成と関係あるビタミンB6に関してですが、主なビタミンB6が含まれる食材はカツオ・マグロ・鳥のささ身・バナナ・サツマイモなどがあります。

マグロの解体のイラストさつまいものイラスト(茶)バナナのキャラクター

ビタミンB6の1日に推奨される摂取量は…。

成人男性で1.4mg

成人女性で1.2mg

になります。

タンパク質の摂取量の増加する場合は、ビタミンB6の必要量も増加します。トレーニングやサプリメントも単一の食品を取るのではなく、バランスよく食事も摂りつつ、同時にビタミンB6の摂取も意識してみましょう。

ちなみにマグロや鳥のささ身に関してはビタミンB6以外でもタンパク質も摂取できるので、サルコペニアの予防に関して合理的に働く食品になりますね。

ですがあくまでもバランスよく食事をとることが大事ですのでタンパク質、ビタミンB6の摂取だけでなく、すべての食品をまんべんなく取りながら、現状の身体の状況に合わせて、できるだけ多くタンパク質、ビタミンB群を摂取するようにしてみてください!