本日はもしリハビリをするならばセラピストにやらされているわけではなく、自分で目標を決めてリハビリを行っていく!ということを論文から検討して皆様に取り組んでもらいたいと思います!

こちらについては、私たちセラピスト側も十分に気を付けて介入していかなければいけない問題なので、もし自分がリハビリを行う場合以外にも各競技において指導者として介入する場合や、勉強をする上などでも幅広く使っていく内容であると思います!

Deci or  Ryan によるとアスリートを含めたすべての人間は心理的適応や自己成長を達成するための自律性、適性、関係性を探索すると提案している。

ここから考えるにアスリートのみならずすべての目標に対して、自己決定や自律性がない方については不安やストレスを感じ自己批判に陥りやすく、自己決定が高いアスリートに対しては、喜び、高い自己効力感を有しているそうです。

 

会社でも仕事でも自己決定や自律性がない方(協調性の低下がある方や人の批判をする。)という方がいたら、ストレスを抱えている方が多いかと思いますが、皆様どうでしょうか?

 

逆に自己決定が高いアスリートは競技成績や取り組みでレベルの高いパフォーマンス、忍耐力、幸福感に関係性が高い相関にあることが多くの研究において示されているそうです。

ここで言いたいのはリハビリにおいてもPT・OT・ST目標設定を言われて決めていくのではなく、自分自身でも目標設定していき、その内容が現実的かどうかセラピストと相談していきながら決めていくことがリハビリの効果をより大事になってくるということです!

ちなみにLemyre,Roberts,and Stray-Gundersenによると自己決定感の不足はリカバリー過程を阻害し、バーンアウト(以前にブログに掲載しております!燃え尽き症候群のこと)に陥る確率を高めるそうです。

 

当施設では利用者様の目標やどうしたいかを一緒に検討し、改善ができるように取り組みしていくように努力しております!