今回はコロナ禍でのテレワークでクローズアップされた現代病である「腰痛」についてお話したいと思います。

一般的に腰痛と言いましても大きく特異的腰痛非特異的腰痛と分けられております。

特異的腰痛:医師の診察および画像の検査(X 線や MRI など)で腰痛の原因が特定できるもの。
非特異的腰痛:厳密な原因が特定できないもの。

基本的に原因のわかる腰痛が15%しかなく、残りの約85%は特定した原因がわからない非特異的腰痛に分類されます。

一般的に腰痛は内容のほとんどが原因がわからない症状になるものになりますね。

先に特異的な腰痛に対しては15%と言われていますが、医療的な措置を用いて回復したとしても継続的なリハビリを実施していかなければ、再発をしやすいものが下記画像にある圧迫骨折になります。

 

➀腰椎圧迫骨折

➁脊柱管狭窄症

➂椎間板ヘルニア 

➃ガンなど

海外の論文では初発圧迫骨折は1年以内で3.6%であったものに対して、2か所以上骨折をしていた方は1年以内で圧迫骨折が24%と非常に再発率も高く、また骨折した箇所が不安定になるため、脊柱管狭窄症にもなりやすい傾向になります。

基本的に圧迫骨折の再発を防ぐには身体状況を評価し、個別的なリハビリや鍼灸を実施することがとても重要になります。

近日ブログにてヘルニア・脊柱管狭窄症、非特異的腰痛を含め、効果的な運動や鍼灸ではどのように介入していくのかを近日ブログにてアップしてまいります!