皆様こんにちは!
最近利用者様が急増してブログを書くことが停滞しておりました。すみません!

さて最近話題になったキーワードとして半側空間無視(Unilateral Spatial Neglect:以下USN)が話題になったようで、有名な自費リハ施設様がTVで取り上げられていましたが、高次脳機能障害にて日常生活活動(ADL活動)上で大きな問題になる部分が多いのがこの半側空間無視になります。

リハビリテーションの改善方法の一部としては一般的にはアイパッチやプリズム眼鏡を使用し、早い段階から介入することで改善が少しづつ見込める論文等がございますが、こちらも昨年鍼灸の論文でこういった興味深いものが取り上げられていました。

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0197457222001021?via%3Dihub
脳卒中後の片側空間無視に対する鍼治療の効果:ランダム化比較試験の系統的レビューとメタ分析

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さてこのUSNのメタ解析でも書いてあるように結果からするとMMSE、BI、MBI、および FMA スコアが増加し、USN スコアが減少したことがわかったとのことです。

上下肢のFMAスコアは身体機能部分に関する評価・ADL評価的なBIの評価・MMSEのような認知機能面評価の改善をみて鍼灸の要素は多岐にわたって改善することがある場合が多く、こちらの論文にあるようにUSNなどの高次脳機能までにアプローチすることが分かってきております。

ただしこちらに関しては利用者様にもお伝えしておりますが、「鍼灸」「リハビリ」を合わせた内容での意味が非常に重要で、鍼灸だけでは改善することが難しいということをご理解していただくことが重要です!

さて当施設の鍼灸対応はYNSAという頭部鍼介入と東洋医学的アプローチから行う頭皮鍼治療と、運動麻痺に対して行う体鍼治療の組み合わせが主なタイプの鍼治療です。
ちなみに論文レビューでの結語でも当施設の対応と同様に頭皮鍼治療と体鍼治療の組み合わせが主なタイプの鍼治療になります。

ちなみに頭に鍼を刺しながら上肢機能訓練や歩行練習などのリハビリを当施設でも行っています!ちょっと不安があるかもしれませんが、以外にも頭部の鍼が実は身体部分の中で安全な部分でもあります。

 

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YNSAについてはこちらをご参照ください。

https://ynsa-gakkai.com/about_ynsa.php

YNSAも万能ではありませんが、ひとつの改善方法の手段として当施設でも使用しております。東洋医学的な部分の気・血・水の病証(ブログでも記載しておりますのでご参照を)を把握して複合的に介入することで相乗効果を図る場合もございます。

最近は鍼灸の論文も中国の論文も制度が高い部分が多い為、中国の良い文献などもブログでも取り上げてみていきたいと思います。

IVES(HPはこちらhttps://isc.og-wellness.jp/)を含めた運動療法に関してのリハビリとYNSAやトリガーポイント(以前ブログでも記載)などの鍼灸の組み合わせた介入に関しては他の施設でもあまり使用していないところが多いと思われます…。こちらは当施設のアピールポイントです!笑

当施設の鍼灸とリハビリ対応を同時に私平井が行っておりますので、鍼灸に関しての詳しく説明受けたい!とご利用の方や鍼灸に興味がありもし実際に体験したい場合などはぜひご連絡をしていただければ随時承っております。

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勿論鍼が怖い、IVESなどのリハビリだけを行っていきたいという方もお待ちしております!

最近はご利用者様のご予約が多く対応が難しい場合が多いですが、空いているお日にちであれば体験を行っておりますので是非ご利用してみてください!