本日は私が鍼灸・理学療法ともに参考になった書籍の紹介でございます。

やや専門職寄りの話になりますので、雑記扱いでお願いします!笑

さて本題の著書の紹介ですがこちらの

筋膜系の機能解剖学アトラス 原著Carla Stecco 訳 竹井 仁

になります。

 

訳の竹井先生といえば筋膜で有名な先生で、ついぞこないだ不正により残念ながら懲戒免職されてしまいましたが、原著に関しては非常に内容は素晴らしい本なので鍼灸・理学療法の専門にされている方々には一度目を通していただけるといい参考書になります。

最近はエコーの発展がすさまじく深部筋膜・浅部筋膜についてはエコーがすごく見やすくなっております。

エコーがある病院やクリニックは本とのイメージがしやすいのですが、私個人ではエコーを勉強会以外で使用したことがない為、このように浅筋膜・深筋膜の構造を個別にかいてくださる著書はなかなかないので、非常に鍼を打つ際の筋と筋膜構造のイメージに参考になりました。

股この著書の中でクリニカルパールの参考文献の内容や、筋膜構造の説明解剖についての説明が実際の人体を使用した図解になっているため、イメージが非常にしやすく、特に鍼灸師になってからよく読んでいる気がします。

特に臨床上鍼を体の内部に入れる鍼灸の学生さんにはお勧めかもしれません、鍼を打つ機会がある場合は一度この本に目を通してもらってから実技をやってみると鍼の深度と筋・筋膜のイメージがしやすいかもしれませんよ!

ちょっとお高めではありますが、高い分非常に情報量も素晴らしい本ではありますので、ぜひ手に取って読んでみてください!