おはようございます!今週も元気よく業務をしてまいりたいと思います!

さて本日は睡眠・二便・飲食についてお話してできればと思います。

こんな当たり前のこと!とお思いになる方も多いのですが、この3つの要素は東洋医学や現代医学でも病気になった、ならない関係なく、元気よく生活するうえで非常に重要な項目であるものです。

このブログでも睡眠・飲食・二便についてはお話しする形ではありましたが、いずれか一つに問題が生じると相互に問題を起こしやすくなり、それに伴って体の不調や運動療法・リハビリにも影響するのは何となくお分かりになると思います。

特に現代は医療従事者側が起こす、安静や禁食にする医原性サルコペニアがクローズアップされております。

サルコペニアとは…。

骨格筋減少症ともいわれる加齢に伴う筋肉の量的・質的な変化筋肉量と筋力がともに低下することで握力や歩行速度の低下などの身体機能の老化現象の要因となる病態です

これを医学的に介入する際に不本意に起こしてしまうことを医原性サルコペニアと言います。

主に病院では以下の二つが医原性サルコペニアを原因になりやすいものです。

①病院での不適切な安静や禁食が原因の活動によるもの

②病院での不適切な栄養管理が原因の栄養によるもの

特に上記二つの状況を同時に生み出してしまうことが多いです。

補足的に栄養不足状態でリハビリをそこそこの運動量で行ってしまうと糖新生が起こってしまい、筋肉量が減ってしまうという訳わかめな状態になってしまうことがあります。→こちらについてはいずれ説明する機会があればしてまいります。

また手術をすると炎症によるタンパク質減少が顕著に出現してしまうことで、より筋力低下が顕著に進みます。

さて話は戻りますが睡眠・二便・飲食の問題はいずれにせよどこかに問題が生じることでサルコペニアを進めてしまう要因の状況を把握するためには非常に重要な現状把握の一つになります。

睡眠

寝れないことで成長ホルモンの分泌を妨げるため、筋力はより低下しやすくなる。自律神経の失調により、消化吸収の問題が生じやすく、栄養九州の妨げになる。

二便(お小水、便のこと)

尿色:色が濃いと水分不足や炎症傾向が強く、熱がこもり体内は熱化しているため、タンパク質の破損が大きい場合がある。

便秘:または便が出にくいことでご飯が食べれない等

飲食

食べないのは問題外であるが、内容に関して量や質も重要になる。(偏った食生活などで内臓の機能を低下しやすく、消化・吸収に影響が出る場合がある。

 

病院勤務のセラピスト様も、もし上記のような内容でサルコペニアのような方を見つけたら医師の診察や、臨床検査の数値を確認し・理学療法評価を行ってから(ここ大事!)患者様の行動原理や病態を把握したのち、リハ的に介入の際に改善できる要素があれば、そこから病院内職員と連携しつつ患者教育と介入を模索してもいいかもしれませんね!

それではまた面白いコラムがありましたら載せて参ります!