「筋力が弱いから鍛えましょう」
リハビリ担当者や医師から言われたことはありませんか?
握力を測った経験がある方は
多いと思います。
学校でも測ったことがあるかと思います。
ですが、ひざや太ももの筋力を測ったことのある方は
ほとんどいないのではないでしょうか?
「歩けるようになるために筋力をつけましょう」と言われても、
自分の足の筋肉がいまどれくらいの力があるのか、
分かりませんよね。
握力みたいに、
右手20kg左手18kgとか、
目で見える数字があれば分かりやすいと思いませんか?
そこで使うのが、筋力計です!!
リハビリステーションうぃず駒込では、
筋力計(ミュータスF-1:アニマ株式会社)を導入しております。
これで、ひざや太ももの筋力を数値で確認することができます☆
筋力を数値で確認できますので、
歩けるようになるためには、
あとどのぐらい筋力を鍛えれば良いのか
目で見えるようになります!
杖なしで歩けるようになりたいとご希望される方には
今のご自身の筋力レベルと
杖なし歩行に必要な筋力の基準との差を明らかにして、
具体的にアドバイスをさせて頂きます☆
9月のオープン見学会に来て下さった女性が筋力計を体験されました。
ご自宅の玄関前には数十段の階段があるとのことで、
「今は本当にやっとやっと階段を昇っているけれど、
もっと膝が悪くなれば昇れなくなるよね」
と不安な表情をされていました。
玄関前の階段を昇ることができなければ、
長年住み慣れた家を離れなくてはならないことを意味しています。
まずそのようなご相談を頂いた場合、
くわしくお話を聞かせて頂きます。
そして階段を昇れない原因を探っていきます。
女性は膝と腰の痛みを訴えており、
膝は重度のO脚でした。
早速筋力計を使ってひざの筋力を計測してみると、、、
階段を昇るために必要な筋力のギリギリの数値でした。
「今より筋力が少しでも落ちてしまうと、
さらに階段を昇ることが大変になると予想されますので、
今の筋力を維持しましょう
できれば筋力を増やして余裕を作りましょう」と
説明をさせて頂きました。
これから、まず痛みをとるリハビリを行い、
筋力をつけるリハビリも同時に行う予定です。
こちらの女性は長年
膝と腰の痛みに悩まされていましたが、
リハビリによって痛みはある程度取ることができそうでした。
筋力も増やすには
疾患によって差がありますが
女性の場合は週2回×8~10週間の予定で
進めて参ります。
「この目標数字になれるように頑張らなくちゃね」
と女性も意欲的になって頂けて、
私も身が引き締まる思いです。
少しでもリハビリ難民を救いたい
責任をもって担当させていただきます。
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