皆様良くありがちな内容であります誤用症候群、過用症候群をお話ししてまいります!

リハを行っていくうえで割と多い「良く沢山リハビリをやればいいでしょ?」といった勘違いをされていく方は沢山いるかと思います。

適切な場所、適切な意識、適切な回数を利用者様によって実施しなければ上記のように誤用、過用が起こってしまいます。

誤用と過用とは何でしょうか

誤用(間違えたトレーニングの仕方、意図していない場所へのリハビリ、装具の非適合など)

病院内で多いのがこちらの誤用が多い印象ですね、自主トレーニングで良く起こるのが可動域訓練や過度のストレッチなどで、副産物的に肩関節周囲炎(一般的には四十肩と言われるもの)、異所性骨化(変なところに骨ができ、痛みが生じる)を起こしてしまったりすることがあります。

誤用で注意すべきなのは、、、。

➀適当にやっていないか(惰性でやっていないか)

➁鍛えているところ、使っているところに疲労感は出ているか

➂慣れてきたらやり方をちゃんとできているかをセラピストに確認しているか

をある程度行えていれば防げるところではあります。

誤用の怖いところは基本的に良かれと思ってやり始めたら、余計に悪くなったという反応が出てしまうことであります。

自主トレーニングを精力的に行っている利用者様や患者様がいる場合は注意してフォームの確認などを指導することもセラピストの仕事でもあります。

 

過用(間違えた回数、負荷を実施することで出現する痛みや外傷による反応)

こちらもよくある話ではありますが、割合と多いのがこの過用です、勤勉な日本人に多いような、少ないようなのがこちらの過用症候群です。

リハビリや自主トレーニングをする場合には特に「休むのもリハビリのうち」と私はたまに言います。

ご高齢の方は運動に関して回数をやりまくることでさぞ効果があるように感じる方が多いのですが、時には回数よりも質や内容が重要視することを私は指導させていただいております。(歩く歩数については別ですが。)

特に筋力トレーニングに関しては様々な論文がありますが、まず多ければいい、重ければいいわけではありません。

性別、年齢、運動経験、最大反復回数を考慮していくうえで正確に回数を決めることが望ましい対応になります。

特に間違った負荷を適切なフォームで実施しなければ、誤用と過用がセットになって襲い掛かってくるため、自主トレーニングを病院やクリニックで行っている利用者様や患者様はセラピストに再度確認してもらってくださいね!

運動に関する部分に関して、もしご質問等あればぜひお問い合わせいただければ幸いです!

できうる限り対応させていただきます!