トイレその1 / 脳梗塞リハビリステーションうぃず 駒込|脳梗塞による後遺症の回復、改善のリハビリ施設

トイレその1

トイレその1

「トイレに行くことができれば家に帰れるのですが…」 そんな言葉をご家族様やケアマネージャーから話を聞くことが時々あります。一言でいうのは簡単ですが、“トイレに行くことができる”というのはどのようなことを言うのか、考えてみます。

トイレに行くためにはたくさんの動作が必要!

  1. 立ち上がり:脳梗塞で麻痺などを呈してトイレにつくと、まず立ち上がりが必要です。立ち上がりには、足や身体の筋力が必要なのはもちろんですが、重心を前に移動する能力が必要です。重心を前に移動させることができないときは、手すりを使って重心を前に移動させましょう。そのとき、手すりを持っている手(非麻痺側)と同じ側の足を少し前に出して下さい。立ち上がって座った時に足が交差しないのでお勧めです(ここがポイントです!)
  2. 立位:立位が取れないと、ズボンの上げ下げが難しくなります。そのため介助が必要で転倒のリスクがあります。麻痺している足の安定性が悪いが、麻痺していない足で自分の体重を支えることができる!ときは、非麻痺側の肩で身体を支持しながらズボンの上げ下げができます。安全にできるまでには訓練が必要ですが、状況判断力があれば自立も可能です。
  3. 座位:意外と便座に座ることは難しいんです。その理由は何か? 便座は緩やかにカーブしており、坐骨を側方から間接的に支えます。そのため、身体が安定せず、背中を伸ばすことが大変で、とても不安定になりやすいです。体幹の筋力が低下していると前後左右に倒れることがあります。

3つポイントを紹介しましたが、この中でまず大切になるのは座位です。
脳卒中を発症すると、麻痺を呈し、身体の筋力(体幹の筋力)が低下することがあります。
そのため、便座での座位がとても難しくなります。せっかく立って座ることができても、この座位姿勢が安定しないと“一人で”排泄行為をすることができません。 そのため、うぃずのリハビリでは、まずは不安定なベッドで座る訓練から始めることが多いです。トイレ動作でお困りの方、ぜひリハビリステーションうぃずにご相談ください。

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