「リハビリをすると良くなりますか?」

お問い合わせや体験コースを

利用された方からよくご質問をいただきます。

リハビリをすると本当に良くなるのか・・・

すごく不安な気持ちでいっぱいであると

思います。

 

「良くなりたい」という思いで

勇気を振り絞って、連絡をしていただいていると

思います。

その気持ちがヒシヒシと伝わってきます。

 

「リハビリをすると良くなるのか」

脳卒中治療ガイドラインを参考に

できる限りわかりやすく説明させて

いただきます。

 

「ガイドライン」というものを

お聞きになったことはありますでしょうか。

 

ガイドラインを例えるならば

「旅行誌」のようなものです。

 

京都へ旅行に行く予定があるとします。

京都にはどんなおいしいものがあるのか、

どんな観光スポットがあるのか

知るために

旅行誌を買う方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

ガイドラインには

どんなリハビリを行う方が良いのか、

”おすすめ”が載っています。

 

ガイドラインは高血圧、脳卒中など多くの疾患で

作成されています。

 

今回は「脳卒中治療ガイドライン2015 追補2017」の中から

慢性期脳卒中のリハビリについてお話します!

 

脳卒中治療ガイドラインには・・・

☆慢性期 脳卒中者へのリハビリテーションの有用性

筋力,体力,歩行能力などを維持・向上させ、社会参加促進、

QOL(生活の質)の改善を図ることが強く勧められる。

 

☆慢性期 片まひ者のリハビリテーションの効果

下肢筋力増強訓練や歩行訓練によりまひ側下肢筋力向上や歩行関連指標の

改善が得られる。さらに有酸素運動,下肢筋力増強、ホームプログラムの

組み合わせは筋力、体力、歩行速度を向上できる。

と書かれています。

※慢性期とは発症からしばらく経った時期のことを指します。

 

つまり

”発症からしばらく経った脳卒中の方のリハビリは非常に有用であり、

リハビリを行うことで”機能改善が得られる可能性がある”

ということです。

 

ここでのポイントは

ガイドラインは全ての方にピッタリと当てはまるものでは

ないということです。

 

利用者様お一人お一人、お体の状態が違います。

ガイドライン通りにリハビリを行うと

必ず改善するということは保証されていないのです!

 

そこで、

リハビリステーションうぃず駒込で大事にしていること、

それは”オーダーメイドのリハビリ”です。

 

ガイドラインを参考にしつつ、

お一人お一人の利用者様に合ったリハビリを

提案いたします。

 

ガイドラインだけでは、足りない部分がありますので、

どんなリハビリを行うと

どんな改善が期待できるのかを

数ある科学的な裏付け(論文)をもとに

情報を吟味します。

 

さらに検査・評価の結果と照らし合わせ、

やってみたいリハビリを含め、

どのようなリハビリを行っていくのか

ご利用者様と一緒に考えていきます。

 

また根拠のあるリハビリを行うためにも

効果判定(検査・評価)をしっかりとさせていただきます。

その結果によって、

リハビリプログラムを継続するべきか

変更の必要性があるのかを

考えていきます。

 

リハビリはご利用者様とセラピストで

共同して行っていくものだと私は考えています。

ご希望に向けて、少しでもお力添えできればと

考えております。

 

少しでもリハビリ難民を救いたい。

責任をもって対応させていただきます。

 

https://komagome.with-reha.com/

 

フリーダイヤル

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(9:00~18:00 日曜定休)