割と多い陥入爪(巻き爪)についてですが、詰めの切り方・合わない靴の装着・踵の高い靴の長期間使用etcで診られるものではあります。
かなり痛みが強く、一般的な対応策として正しい詰めの切り方、靴の調整、ヒールを履かないなど対処法は様々ですが、私は2つ重要な点を利用者様に指導させていただいております。
陥入爪はなるべく改善できればしておかないと親指に体重がかからないため、足趾の設置面積の不良による転倒リスクの増大や、足関節の関節位置不良により膝・股・腰部の近接的・関節的な関節に負担がかかり、局所の疼痛を起こすきっかけになりうる原因の一つです。
加えて外反母趾の原因にもなりうる問題になるため、もし痛みが強ければぜひやってみてください。
以下の点が重要なポイントと思っております。
➀皮膚からのテーピング誘導
➁爪の切り方
皮膚からのテーピング誘導
➀内側の親指の皮膚からキネシオテープ(100均でも売っています!)を拇指の内側に貼ります。
➁引っ張りながら(引っ張り過ぎないように注意!)親指と人差し指の間にテープを通していきます。
➂足趾の指の間にテーピングを通して親指の付け根に貼ります。
このような形で巻き爪の対応をしてます。
➁爪の切り方
爪を切る際もできれば真横に切って角は削る。
この一点ですね、角を削ることで巻き爪予防になることを知らない方が多いようです。
「角は切らない!」ようにしていきましょう!
足の不健康はすべての疾患のもとになりえますので、痛みが出るようであれば試しにやってみてはいかがでしょうか?