鍼灸豆知識第二弾 現代人の滋養強壮に使う「太渓」

こちらのツボは足三里に次ぐ、私個人主観で使用頻度の高い経穴になります。

太渓は腎の経穴(ツボ)になるのですが、このは、腎臓という意味ではなく、内臓の機能のうちの泌尿・生殖器系、免疫系、中枢神経系の一部の機能のことを指します。一般的に東洋医学における太渓は現代人に多い睡眠不足や疲労感が溜まっていると感じた時に刺激するツボになります。

近年脳卒中後の嚥下障害に対する鍼治療に対して主に中国での研究をまとめたシステマティックレビューなどが報告されつつあります。基本的には脳卒中の嚥下障害にも遠隔的に太渓が遠隔的に使われているようです。

以下ツボマスターさんより転載した画像参照・・・。

場所に関しては以下の部分(内くるぶしのアキレス腱の前のくぼみ)の部分を押す・せんねん灸で温める・カイロ等で温めるetc・・・。基本的に睡眠不足や疲労感が溜まっているなどが思い当たるのであれば、腎の気を減らしている。(損傷している)ということから、腎の気を補充するように刺激をすることが多い経穴(ツボ)になります。

特に疲労感・倦怠感・睡眠不足を感じているようでしたらこの経穴の刺激をしてみましょう!